子犬、子猫、イヌ、ネコ、小鳥、ウサギ、ハムスター、リス、モルモット、フェレット、チンチラ、その他小動物など家族同様の可愛いペットたちが病気にかかるのは、家族が病気になるのと同じように、飼い主の皆さんにとって大変に心配なことです。
厄介な事に人間がかかる病気の大部分は、同じ哺乳類であるペットの犬や猫もかかってしまうのです。
動物がかかる主な病気について、まずは身近な動物から説明します。
スポンサーリンク
犬や猫などの病気
犬や猫がかかりやすい病気には、ウィルスや細菌による感染症、皮膚病、寄生虫による病気、目・鼻・耳・口など 外部器官の病気や、心臓・肝臓など体内器官の病気や、骨の病気などがあります。
他にも人間と同じようにガン、腫瘍、血液病、呼吸器疾患、神経病など、犬や猫などペットの病気の種類は多岐にあります。
犬特有の病気として、ウィルス感染症である狂犬病やジステンバーは、非常に致死率の高い危険な病気です。
そして、蚊が媒介するフィラリア症は、犬糸状虫(フィラリア)が心臓に寄生する恐ろしい病気で、 しかも犬にとってはありふれた病気なのです。
ただし、いずれもペット用のワクチンや予防薬で感染を防ぐ事ができます。
スポンサーリンク
猫の場合は、ウィルス性の呼吸器感染症を発病することがあります。
最初は、ペットがクシャミやセキから始まり、風邪だと軽く考えていたら次第に悪化していくケースもありますので、 油断は禁物です。ペットの様子をよく見ましょう。
これらのウィルス性感染症は、ペット用のワクチン接種で予防できるので、定期的な接種をお勧めします。
近年注意を喚起されている猫エイズには、有効なワクチンがありません。 犬や猫などの動物の生活習慣に気を付けるしかないようです。
そして、犬や猫などのペットを室内飼育の場合、特に尿道結石などの下部尿路疾患にかかる確率が高くなるので、食事に注意があります。
ペットの病気予防で注意するべきことは
ペット全般に言えることですが、ダニやノミなどの虫害と、そこから引き起こされる皮膚病、 体内の寄生虫、感染症の原因となるウィルスなどは、ペットが幼い頃既に病気にかかった状態で家庭に入って来る場合があります。 部屋で飼育しているから安心、というわけにはいきません。
そして、近年はペットの生活環境の変化により、ストレスから引き起こされる病気も増えています。 ストレス性疾患はペットの種類を問わず、しかも病気の種類や症状も様々です。 人間と同じくアレルギーによる皮膚病もあります。
動物の食生活にも注意
他にも過食による肥満、カルシウムやビタミン不足で引き起こされるクル病、 肝臓病や糖尿病などペットの食生活の管理不足や運動不足から生じる病気は、 現代のペット病と言えるかもしれません。
本来の生活環境から離れて人間の生活空間に入って来た犬や猫などのペットたちにとって、 現代社会は新しい病気との闘いの時代です。 痛くても苦しくても何も言えないペットたちにとっては、 飼い主の皆さんが普段から病気のサインを注意して見ていてあげることが大切です。
ペットの少しでも異変に気が付いたらすぐに動物病院で獣医師さんに相談することが大切です。
■ 全国の都道府県別の動物病院やペットクリニック一覧も掲載しています。
動物病院やペットクリニックには、ペットの病気やペットの種類で治療方法などことなりますので、ご自身でお問い合わせ下さい、ペットの気持ちや飼い主の気持ちを尊重していただける、獣医師とご相談されることが最善です。また、ペット仲間や知人の口コミや評判を参考にしましょう。
大切なペットのイヌちゃん・ネコちゃんの突然のケガや、思いがけない病気による通院や入院、手術にかかる費用を保障するペット保険も大切です。
スポンサーリンク